皆様、こんにちは、Kirinです。
前回は『乖乖』について軽く紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回は『乖乖』のことばなしを軽く紹介したいと思います。
知っていますか?『乖乖』は
台湾人さえ必ず知っているものではありません。
実は『乖乖株式会社』の前身はお菓子作りの会社ではなく、製薬会社でした。
第二次世界大戦後の1956年、廖金港さんは※①『南芳行株式会社』(ナンファンシンかぶしきかいしゃ)という製薬会社を設立し、日本薬品の代理業務を行っていました。
そし
て8年後、会社名を※②『東大製薬会社』に変更し、明星薬品は※③『力胖液』と『胃芬達液』を製造しました。
1968年、『東大製薬会社』は事業転換を図るため、『東大聯合株式会社』に改名し、クッキーやお菓子の製造会社を目指しました。
1969年には、※④『乖乖』シリーズと『孔雀餅乾』シリーズの開発を終え、販売を開始しました。
(中国語発音)
※①『南芳行 株式会社』(ナンファンシン かぶしきかいしゃ)
※②『東大製薬会社』(ドンダ せいやくかいしゃ)
※③『力胖液』(リーパンイー)、『胃芬達液』(ウェーフェンダァイー)
※④『乖乖』(グァイグァイ)、『孔雀餅乾』(コンジャクビンカン)
広がる『乖乖』の都市伝説
ご存知ですか?『乖乖』は他のお菓子とは少し違っており、
ある都市伝説があります。この話は台湾人なら一度は聞いたことがあるでしょう。
その起源はある研究員にさかのぼります。その研究員のコンピューターは頻繁にフリーズしていました。
論文の締め切りが迫っていたため、研究員はコンピューターにお守りが必要だと思いつきました。
すると目に入ったのが『乖乖』でした。
『乖乖』の中国語の意味は「おとなしい」という意味なので、機械のお守りとしてふさわしいと考えたのです。
その後、この話は広まり、政府機関や企業、銀行、病院、警察署、科学研究所など、機械がある場所では『乖乖』が置かれるようになりました。それは機械の順調な動作を願うためです。
時が経ち、この都市伝説は台湾の社会文化の一部となりました。
いかがでしょうか?この話を聞いて、試してみたくなりましたか?
しかし、注意すべきことがいくつかあります。
1.色:現在の『乖乖』には3つの味があり、パッケージの色も3つあります。
ちょうど台湾の信号機と同じく、赤・黄・緑の色です。
機械の正常な動作を望む場合は、緑色以外を使用してはいけません。赤と黄色は注意を意味し、使用すると機械に問題が生じる可能性があると言われています。
2.賞味期限:賞味期限が切れると効果がなくなると言われています。
3.状態:『乖乖』を開封すると効果がなくなると言われています。
以上で『乖乖』の紹介を終わります。
次回は別の面白い話を紹介しますので、お楽しみに。
では、またね (つ´ω`)つ ~